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☆大学院生に経済支援を 研究者育成で文科省審議会が提言
 . [he-forum 4323]朝日新聞ニュース速報
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大学院生に経済支援を 研究者育成で文科省審議会が提言
朝日新聞ニュース速報

 世界トップレベルの研究者を育てるための提言が19日、文部科学省の科学技術・学
術審議会人材委員会(主査=小林陽太郎・富士ゼロックス会長)でまとまった。大学院
での学生に対する経済支援、カリキュラムの強化を強調している。
 日本の博士課程の大学院生のうち、公的支援で生活費が足りている人は6%。米国の
半分以下。ほとんどが生活費をかせぐためのアルバイトに追われている。
 また、産業界に就職する比率は約10%で、米国の3分の1しかない。50%ほどが
医師、公務員、大学研究者、教員。残りは就職していない。
 提言はこうした現状を踏まえ、公的支援の拡充と、専門分野にとらわれない豊かな発
想を身につけさせる必要性を指摘する。
 具体策として、ゼミの複数選択を可能にするなど、多くの教官から学べるようなカリ
キュラム編成をめざすこと、同省の海外留学の支援制度や研究拠点の整備計画を強化す
ることなどを挙げている。
[2002-07-20-00:32]