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独行法反対首都圏ネットワーク

☆付属小縮小の意向/再編先送りの可能性も/臼井福大学長
 .[he-forum 4283] 福島民報07/12 
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『福島民報』2002年7月12日付

付属小縮小の意向/再編先送りの可能性も/臼井福大学長


 福島大の臼井嘉一学長は11日までに、福島民報社のインタビューに応じ、
福島大学再編への基本的な考えを示した。この中で、福島市の福島大付属小の
規模を縮小する意向を明らかにした。

 臼井学長は「付属小の規模については、以前から市教委などから周辺の市立
小学校が成り立たなくなるとして規模縮小を求める要望がきている。縮小する
方向で考えなければならないと思っている」と述べ、教員養成大・学部の統合
再編を踏まえ、規模を見直す考えを示した。

 付属小は児童数910人を抱える市内一のマンモス校。これに対し、周辺の
市立小学校では少子化で児童数減少が続いていた。付属小はこれまで、教育学
部の実習に応じて1学年4学級の規模は必要としていた。

 また、教員養成大・学部の統合再編をめぐる山形大、宮城教育大との協議が
現在、ストップしていることについて、「3大学の連携のことを考えると、場
合によっては(16年春としていた全学再編の学生受け入れ時期を)延ばさざ
るを得ないかもしれない」との見方も示した。