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独行法反対首都圏ネットワーク

☆弘大拡充期成会、国に要望6項目
 . [he-forum 4231] 東奥日報07/02
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『東奥日報』2002年7月2日付

弘大拡充期成会、国に要望6項目


 弘前大学拡充促進期成会(会長・木村守男知事)は二日、青森市のホテル青
森で総会を開き、二〇〇三年度の政府予算編成に向け、留学生センターの新設、
医学部救急・災害医学講座の増設など六項目を要望していくことを決めた。ま
た、国が〇四年度にも国立大学の独立行政法人化の方針を打ち出しており、予
算措置のシステムが変わることから、同期成会の本年度での廃止についても承
認した。

 来年度予算に対する要望事項は(1)留学生センターの新設(2)医学部救
急・災害医学講座の増設(3)医学部付属病院総合診療部の新設(4)農学生
命科学部第三年次編入学生の増募(5)施設の整備(総合研究棟の改修、医学
部付属病院外来診療棟の新営、医学部総合研究棟の増築・改修)(6)白神山
地自然環境総合観測解析システムの整備−の六項目。今月下旬に文部科学省に
対し要望する。

 また総会では、昨年行った「弘前大学の在り方に関するアンケート」の主な
結果を報告した。調査は県内全市町村の成人男女二千五百三十人を対象に郵送
で行い、有効回答は九百八通だった。

 それによると、約七割の人が「弘大は本県に貢献している」と答え、期待す
ることは「調査研究成果の公開」「大学で行っていることの情報提供」が多かっ
た。今後、地域に貢献できる研究では、「医療充実や健康福祉の増進につなが
る研究」「人材養成」「地域産業を活性化させる技術開発」への期待が高かっ
た。