☆<岩大教育学部の存続求める〜県内有志が考える会設立>
. [he-forum 4106] 岩手日日新聞06/14
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『岩手日日新聞』2002年6月14日付
<岩大教育学部の存続求める〜県内有志が考える会設立>
岩手、弘前、秋田の北東北国立三大学間で教育養成系学部の再編・統合の話
し合いが進められている中で、岩大同窓生など県内の有志らが十五日、「岩手
の教育と岩手大学教育学部との関(かか)わりを考える会」(発起人代表・佐々
木俊夫)を設立させる。
同三大学間では、国の国立大学構造改革方針(遠山プラン)から現在、三大
学の再編・統合についての話し合いが行われている。この改革方針に続いて示
された教員養成系大学・学部の在り方では従来の「一都道府県一大学・学部」
の原則が外され、県境を越えての統合もある考えが示されている。
これに伴って同三大学で三大学の再編・統合、教員養成系学部の再編・統合
について話し合いを進めている。特に緊急課題の教員養成系の再編・統合につ
いては今秋にも三大学としての結論を出す予定だ。
同考える会は、岩手大学教育学部の存続を求めて設立するもので、同日午後
二時から盛岡市の上田公民館で設立総会を開く。
引き続き二時四十分から同会場で「岩手大学教育学部の現状と課題」と題し
たシンポジウムを開催。本県の教員養成の在り方などを話し合うもので、▽吉
田省三二戸市教育長▽久慈竜也県PTA連合会長▽小野寺勲岩手日報論説副委
員長▽沼宮内辰平元盛岡市立仙北中校長−の四人がパネリストを務める。