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独行法反対首都圏ネットワーク

☆鹿国大懲戒免で県内大学教職員組合などが「守る会」
 . [he-forum 4076] 南日本新聞06/09 
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『南日本新聞』2002年6月9日付

鹿国大懲戒免で県内大学教職員組合などが「守る会」
  −250人参加、処分撤回求めアピール
 

 教員公募採用をめぐって懲戒免職になった鹿児島国際大学(津曲学園、菱山
泉学長)の元教授3人を支援する県レベルの組織「鹿児島国際大学教職員の身
分を守る会」(代表・宮内信文鹿児島大名誉教授ほか)が8日、発足した。鹿
児島市の鹿児島大教育学部で結成総会を開き、「就業規則上の根拠を示さず、
極度に重い処分をした」ことなどを不当として、学園理事会に撤回を求めるア
ピールを採択した。

 総会には鹿児島県内の大学、労働組合関係者を中心に約250人が参加した。
鹿国大教職員組合などが経緯について説明したあと、処分を受けた3人も登壇。

 馬頭忠治元教授は「長期戦になるのは免れない。皆さんの理解がないと乗り
切れない」と、支援を訴えた。

 「守る会」は鹿大、鹿国大など4教職員組合が幹事団体で、すでに連合鹿児
島、鹿児島県労連などが協力団体として名を連ねている。

 今後、さらに幅広い層の支持を求めて学習会やニュース発行を行うほか、3
人の生活支援の取り組みも視野に入れる。

 津曲学園は3月31日付で「教員選考で不適格者を推そうとした」などを理
由に3教授を懲戒免職とした。元教授側は「不正の事実はない」として4月4
日、地位保全などを求める仮処分を鹿児島地裁に申請。今月7日までに2回の
審尋が開かれている。

▲写真 参加者らに支援を求める鹿児島国際大の元教授ら=8日、鹿児島大学
教育学部