2002年5月21日
部局における「中期目標・中期計画」作成のガイドライン
総長室
「中期目標・中期計画」は、来年4月から6月頃に提出が求められると予想されるが、その作成には、まず、各部局に目標・計画の作成・提出を依頼し、それを基に大学全体としての方向付けならびに調整を行い、再度、部局にフィードバックするプロセスを何回か踏む必要がある。「中期目標・中期計画」に記載すべき事項・内容はまだ文部科学省においても決定していない段階ではあるが、時間的な制約が厳しいため、7月末を目処に、以下に示すガイドラインおよび記載事項例ならびにワークシートに従って、部局の第一次案をとりまとめ、事務局総務部総務課まで提出されたい。
なお、その際、追加すべき記載事項等がある場合には、その旨付記されたい。また、記載事項およびワークシートの中で、部局により記載すべき事項がない場合は、記載を省略されたい。
1.作成主体の「部局」について
作成主体となる部局は、
@研究科・学部
A独立研究科
B学環・学府
C附置研究所
D学共・全共センター
E附属図書館とする。
2.記載方法のガイドライン
@以下の相違が明瞭にわかるように記載する。
○国費予算・定員・施設設備計画の純増や制度改正なしに、継続的に進める目標・計画
○国費予算・定員・施設整備計画の純増や制度改正なしに、新たに構想する目標・計画
○国費予算または定員の純増・制度改正、あるいは、施設の計画概要以外の新規整備構想をともなう新たな目標・計画
A6年間にわたる中期目標・中期計画に沿って、年度進行計画を作成する。
B中期目標・中期計画の基礎資料として、できるだけ詳細な資料(過去5年間)を準備しておく。
C当面、附属病院関係を除き、財務面の中期目標・中期計画および年度進行計画は省略してよい。財務・会計制度が具体化した段階で改めて記載を求める。
3.記載内容のガイドライン
@教育研究基盤校費等の国費予算額は平成13年度配分額を基準とする。
A教員および事務官の定員(人員数)は平成14年度定員数を基準とする。
B教員および職員の人事制度は、現行制度を基準とする。
C施設整備は平成11年度決定のキャンパス整備計画概要を基準とする。
D部局間・部局内部の組織再編・統合を計画する場合には、予算および定員のスクラップ・アンド・ビルドを原則とする。
4.総長室・事務局の支援
@作成体制の不十分な一部部局(一部センター等)の「中期目標・中期計画」案作成に協力する。
A個別部局では収集・整理の困難な資料等について収集・作成を支援する。
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中期目標・中期計画ワークシート案事項一覧
1 ミッション・ステートメント
2 教育の質の向上に関する目標・計画
3 研究の質の向上に関する目標・計画
4 情報拠点・支援拠点としての活動および貢献に関する目標・計画
5 国際的な貢献および交流活動に関する目標・計画
6 社会貢献に関する目標・計画
7 学生支援に関する目標・計画
8 業務運営の改善および効率化に関する目標・計画
9 財務内容の改善に関する目標。計画(医学部のみ)
10 社会への説明責任に関する目標・計画
11 施設整備の有効利用と効率的管理に関する目標・計画
12 その他
13 年次計画