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来月下旬にも結論/福島含む連絡会議が会合/教員養成担当大 山形か宮城教育か
 
[he-forum 3957] 福島民報05/17.
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『福島民報』2002年5月17日付

来月下旬にも結論/福島含む連絡会議が会合/教員養成担当大 山形か宮城教育か


 教員養成大学・学部の再編統合について検討する福島大、宮城教育大、山形
大の3大学連絡会議の第3回会合は16日、仙台市内のホテルで開かれ、6月
下旬に開く次回会合で結論が出る見通しとなった。福島大はすでに教員の計画
養成を担う「担当校」を断念しており、今後、山形大の判断が注目される。

 会議では、「担当校」と、それ以外の「一般校」の機能と役割、3大学の連
携の在り方について確認。各大学に持ち帰ったうえで、各大学の方針を明確に
し、次回の会合に持ち寄ることにした。

 3大学の対応をめぐっては、福島大が自然科学系の増設との両立が困難とし
て担当校を断念。単科大の宮城教育大は担当校を目指している。山形大は結論
を出していないが、17日に山形県教委、山形市教委などからなる「山形県の
教員養成に関する懇談会」(仮称)の初会合を開き、同懇談会の意見などを踏
まえて対応を決める方針。

 会議終了後の記者会見で、仙道富士郎山形大学長は「最終的な結論は得てい
ない」としながらも「問題の解決にはデッドラインがある」とし、次回の会合
で方針を表明する考えを明らかにした。臼井嘉一福島大学長は3大学で唯一、
福島大に開設されている大学院教育学研究科(修士課程)の学校臨床心理専攻
について、一般校になっても残す意向を示した。