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独行法反対首都圏ネットワーク

☆資料英訳の提案など
 
.[reform:04134] 資料英訳の提案など
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佐賀大学/全国ネットの豊島です.資料英訳の提案などをしたいと思います.


イ)資料英訳センター設置の提案

 文部科学省系の調査期間「国立学校財務センター」でさえ「外国に例がない」と
認めた*「中期目標」などの官僚統制を導入する独法化を,世界の大学コミュニ
ティーにもっと訴える必要があるのではないでしょうか.そこから新しい展望も開
けるかも知れません.国立大学は国民の財産であるというだけでなく,「国際公共
財」でもあるからです.全国ネットでは呼びかけ文を英文化**するなどの努力はし
ていますが,まだ最も基本的な一次資料である,独立行政法人制度を定義した中央
省庁等改革基本法の関連条文の英訳さえ存在しない状態でした.ようやくこの英訳
をある方に依頼しました.
 そのような「国際化」のために皆様に提案したいのですが,もっとたくさんの文
書を組織的に英訳してはどうでしょうか.その手段として,(1)短い文書につい
てはボランティアを募る,(2)長いものに付いては,カンパを集めて翻訳業者な
どに依頼する,というようなことが考えられます.また,そのような仕事を,少な
くとも二重作業が起きないように調整するセンターも必要です.残念ながら全国ネッ
ト事務局は,空間的な近距離には事務員ゼロ(事務局長=事務員)のため,余裕が
ありません.どなたか立候補していただけませんでしょうか.「隗より始めよ」は
このようなケースには適用されません.
* http://pegasus.phys.saga-u.ac.jp/UniversityIssues/zaimc2000.html
** http://pegasus.phys.saga-u.ac.jp/znete.html


ロ)教育行政を専門とする方へのお願い

 教育基本法に関する多くの著作がありますが,これらの著者は,当面のこの最大
の応用問題である独法化についての見解を出す義務があるのではないかと思います.
私の手許には次の本があります.著者と連絡のつく方がおられたら,ぜひ依頼して
いただけないでしょうか.
  川合章,室井力編,「教育基本法 歴史と研究」,新日本出版社,1998年
  浪本勝年,中谷彪編,「教育基本法を考える」,北樹出版,2000年
これらの著書が説く10条の理解によれば,独法化を容認することは出来ません.後
者の編者の一人,中谷彪氏は大阪教育大学の現学長,つまり国大協総会のメンバー
です.


ハ)佐賀大学学長への意見

佐賀大学では4月11日から17日までの間,学長が「最終報告」に対する教職員の意
見を募集しました.これに応募した私の意見を次に置いています.
http://pegasus.phys.saga-u.ac.jp/UniversityIssues/toPresident2.html
私のホームページのwhatユs new のトップ項目としています.
http://pegasus.phys.saga-u.ac.jp

840-8502 佐賀市本庄町1
佐賀大学理工学部  豊島耕一
toyo@cc.saga-u.ac.jp
http://pegasus.phys.saga-u.ac.jp
職場電話/ファクス 0952-28-8845