☆外国人学長 へのコメント
.[reform:04097] Re: 外国人学長
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熊本学園大学のカーク・マスデンです。
野田先生の投稿について少しコメントしたいと思います。
まず、「アメリカ筋」ですが、私は陰謀説的な言説に強い抵抗を感じますが、一種の
「外圧」の影響もあるかも知れません。というのは、大学などにおける国籍や人種に よる差別は外国における日本のイメージダウンにつながっているとして、この問題を
改善しようという気運が多少高まってきているかもしれません。しかし、不良債権処 理問題と関連づけようとすることには無理があるように思います。
「外国人学長」が生まれなくても良いと思います。つまり、それだけ優秀で同僚に信
頼される人物がすぐには出てこないだろうと思います。しかし、頭から外国人がそう いう役職につく可能性を排除しておかなければならないと考えるのもどうかと思いま
す。
例えば、一昔前までは考えにくいことだったと思いますが、日本の大手企業の中には
外国人がトップの席に座っているところがありますよね。そういう企業が「売り渡さ れた」と考えるべきでしょうか。違う文化や環境で経験を積んできた人なら発想が多
少違ってくることは当然なことだと思いますが、しかし、組織のトップになったら国 籍などに関係なくその組織の利益を自分なりに考え、より望ましい方向へ導いていこ
うとすることには変わりはないでしょう。
ちなみに、私は(たまたまですが)アメリカ国籍で、公立大学による外国人差別に抗 議する運動に関わってきました。詳しくは
を見ていただければ幸いです。
At 11:23 PM +0900 02.4.7, Ryuzaburo Noda wrote:
reform 会員各位
野田隆三郎(元岡山大学)
やや旧聞に属しますが、3月26日の調査検討会議最終報告のなかに
突如として「外国人学長」の話が出てきました。
なぜなのか。私はこれはアメリカ筋から出てきたのではないかと疑います。
アメリカは、不良債権処理を日本政府に強力に迫り、倒産企業の叩き買い
をやっていますが、大学まで狙っているのではないでしょうか。
新生銀行の例を見ても、多額の税金をつぎ込んだ上、アメリカに献上して
いる政府ですから、大学まで売り渡しても不思議ではありません。