☆福井大と福井医大が統合合意書に調印 教育、研究でメリットを
[he-forum 3859] 毎日新聞福井版04/24.
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『毎日新聞』福井版 2002年4月24日付
福井大と福井医大が統合合意書に調印 教育、研究でメリットを
統合に向けて話し合いを進めていた福井大(福井市、児嶋真平学長)と福井
医大(松岡町、須藤正克学長)が23日、6回目の統合協議会で、来年10月
をめどに統合することを盛り込んだ合意書に両学長が調印。両大学の統合問題
は、一つの大きな節目を迎えた。当面は6月までの概算要求を目指し、必要に
応じて統合協議会、各分科会などを開催、協議を続ける。
調印式後に開かれた記者会見で、児嶋学長は「教育、研究、社会貢献の面で
(統合に伴う)メリットを出していきたい」と話した。須藤学長は、この時期
の合意について「来年10月の統合のためには、6月までに概算要求の必要が
ある。この時期にはっきりと合意し、文部科学省と交渉に入りたい」とした。
また、04年4月に控えた国立大学の独立行政法人化に関して、児嶋学長は
「(組織、運営体制について)法人化の趣旨を生かす制度設計を考えなくては」
と話した。 新大学の名称は両大学の職員、学生などから公募で集まった11
の名称を統合協議会で検討している。 【川口裕之】