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☆助言者22人決まる/大学院大学構想検討会
 
[he-forum 3790] 琉球新報04/13
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『琉球新報』2002年4月13日付

助言者22人決まる/大学院大学構想検討会

 【東京】第五回沖縄新大学院大学構想検討会が12日午後、財務省会議室で開
かれ、大学院大学の在り方、運営方法などについて助言をするインターナショ
ナル・アドバイザリー・コミッティー(国際顧問会議)のメンバー22人が正式
に決まった。全員が海外の大学・研究所で活躍する人材で、このうち九人はノー
ベル賞受賞者。

 今月26、27の両日、米国ロサンゼルス近郊で第一回会議を開き(1)基本コ
ンセプト(2)研究・教育分野(3)トップレベルの教員、学生を引き付ける条
件(4)最高水準を目指すための施設・設備(5)研究や人事管理の望ましい在
り方―などについて尾身幸次沖縄担当相が助言を受ける。第二回会議は夏に沖
縄で開く。

 第一回会議にはジェローム・フリードマン・マサチューセッツ工科大教授
(物理学)ら三人のノーベル賞受賞者を含む国際顧問十人のほか、尾身沖縄担
当相、稲嶺恵一知事らが出席する。

 12日の検討会では「より柔軟で自由な運営を可能にするため、大学院大学を
公設民営の形態にし一定の公費が出る仕組みを研究すべきだ」といった意見が
出た。

 冒頭、尾身沖縄相は「沖縄振興新法に大学院大学の設置の文言を入れたので、
国として設立は決まったと考えていいが、世界最高水準の内容にできるかはこ
れからだ」などとあいさつした。