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☆米大学へ視察の共同調査団帰国 道内の4単科大学
 
[he-forum 3756].『北海道新聞』2002年4月9日付
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『北海道新聞』2002年4月9日付

米大学へ視察の共同調査団帰国 道内の4単科大学

 【北見】大学再編問題に関連して、米西海岸の州立カリフォルニア大(UC)
を訪れていた北見工大、旭川医大、室蘭工大、道教大の道内四単科大の共同調
査団が帰国、代表の大島俊之北見工大教授は八日、「点在する大学が自立性を
保ちつつ連携していた」と、調査の成果を今後の論議に生かす考えを示した。

 調査団は各大学の教授四人で、四月四日まで九日間、九つの大学が点在する
UCの統括方法を調べた。UCの各大学は州憲法で独立が保障され、運営内容
は最高決定機関の大学理事会で評価され、各大学の管理運営と教育研究の責任
組織が分離しているのが特徴だ。

 大島教授は「UCの運営システムは、国立大の独立行政法人化で、ある程度
実現できる」とする一方、「本部と各大学に配分される予算の兼ね合いなど課
題もある」と語った。