☆島根医大、地域で守れ 官民が協議会
.[he-forum 3739] 中国新聞04/05
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『中国新聞』2002年4月5日付
島根医大、地域で守れ 官民が協議会
出雲市の行政、経済界が一体となって四日、島根医科大学支援協議会（会長・
江田小鷹出雲商工会議所会頭）を設立した。来年十月をめどにした島根大との
統合計画や独立行政法人化の動きが慌ただしくなる中で、地域医療を担う同大
を応援していく。全国的にも珍しい取り組み。
市内での設立総会には、支援協を構成する市、市議会、商議所、いずも農協
の四者の代表らが出席。江田会長は、付属病院の貢献などを挙げ「地域に根差
した医大を官民一体で支援しよう」とあいさつ。下山誠学長は「統合や独法化
を控えた今、大学、病院、学生にとって支援は心強い。大学情報の公開なども
含め、地域発展に貢献したい」と述べた。
支援協の活動は三カ年とし、初年度は一千万円を財団法人島根医科大学医学
教育研究振興財団に支援金として出すことを決めた。医大側は、学内公募によ
る地域医療充実や、最先端医療の研究プロジェクトへの助成、海外研修枠拡大
を含めた国際交流などへの活用を検討する。