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☆県と埼玉大が“連携大学院”、環境を共同研究・協定書調印
 
.[he-forum 3712] 日本経済新聞埼玉版03/28
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『日本経済新聞』埼玉版  2002年3月28日付

県と埼玉大が“連携大学院”、環境を共同研究・協定書調印


 埼玉県と埼玉大学は“連携大学院”を設置し、4月1日から環境分野に関する
共同研究を始める。大学側が同分野の博士課程を創設、県が職員を指導教員と
して派遣する。県の持つ研究施設や資産を大学に活用してもらい、先端的な分
野の研究を促進する狙い。 27日、埼玉県の土屋知事と埼玉大学の兵藤学長、
町田篤彦大学院理工学部研究科長らが協定書に調印した。

 大学が設置する課程は博士後期課程の「環境制御工学専攻」。応募形式で学
内から学生を募る。定員は11人。循環システム、生活環境システム、環境支援
システムの三つの講座から成る。循環型社会の構築を目指し、環境の保全や修
復の技術的な解決法などを研究する。

 県が2000年に設立した環境関連の研究施設、県環境科学国際センター(埼玉
県騎西町)から2人を教授、1人を助教授として派遣する。学生は大学の研究施
設だけでなく、環境センターの施設も使いながら論文を作成できる。