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独行法反対首都圏ネットワーク

☆4.6「国立大学の再編統合・独法化に反対する交流討論会」のご案内
 
.2002.3.29 五単組委員長呼びかけ
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各大学教職組委員長 殿

 2002年3月29日
            北海道大学教職員組合委員長    神沼公三郎
            新潟大学職員組合委員長       谷本 盛光
            茨城大学教職員組合委員長      森野  浩
            東京大学職員組合委員長       田端 博邦
            千葉大学教職員組合委員長     伊藤 谷生

第3回 教職組交流討論会
「国立大学の再編統合・独法化に反対する交流討論会」のご案内

 昨年の12月22日、今年の2月2日と開いてきた大学教職員組合の第3回目の討論
交流会を、下記の日程で開催します。(2月2日の交流会で「次回は4月6日」と決
めながら、会場がなかなか確定せず、連絡が遅くなったことをお詫びします。)

 この間、調査検討会議の連絡調整委員会での議論をめぐり、「非公務員化」反
対の声が急速に広まりました。また、去る3月22日には全国ネットの提起で文部
科学省を囲む「人間の鎖」行動も行われ、文科省に対する明確な反対の意志は広
がりつつあります。一方で、3月26日には調査検討会議の最終報告が出され、来
る4月3日には国立大学長会議が、19日には国大協の臨時総会が予定されています。
 このように、約3年に及んだ国立大学独法化(法人化)の議論は、大詰めを迎
える状況にあります。しかし、現時点において提起されている「国立大学法人
化」なるものは、私たち教職員にとっても、高等教育・研究の未来にとっても明
らかに有害であり、看過できない問題を多数抱えているものです。
 今後文科省は、独法化については法案作成に入り、来年初めの通常国会への上
程を準備するとされています。他方で再編・統合とトップ30の選定は、今年の概
算要求時期をメドに、一層拍車がかけられるでしょう。その過程で、各大学で独
法化の先取り的な試み、例えば、教員組織の一元化や学長選挙方法の改変、運営
組織の改編、任期制導入、傾斜的資金配分、評価制度の全面化など、多方面にわ
たって、実質的な独法体制への移行が試みられると思われます。非公務員化の動
きも、更に本格的で具体的な段階に入ることでしょう。

 こうした状況を打開して、大学に対する国家の統制を跳ね返し、同時に、大学
にかかわる事柄の全面にわたって、私たちにとって望ましい、在るべき大学を作
り上げる活動を実質的に成し遂げる必要があります。このような時にあたって、
私たちは、各大学における運動を交流しあい、議論を深め、連携を形作ることが、
今こそ大事だと考えています。
 今回の交流討論会では、最終報告の分析や現在の状況を中心に、非公務員化阻
止、大学内の再編、大学間の再編・統合などを取り上げます。そして、今後の運
動についても重点的に議論したいと考えています。また今後とも、このような場
を継続し、相互の交流・討論を進め、深めていければいいのではないかと思って
います。

 全国の多数の大学教職員組合からのご参加を、よろしくお願いします。

 名 称:「国立大学の再編統合・独法化に反対する交流討論会」
 日 時:2002年4月6日(土)13:30〜17:00
 場 所:東京大学史料編纂所会議室
 http://www.u-tokyo.ac.jp/jpn/campus/map/map01/e05-j.html
 内 容:
  第1部 全体的な情勢について(最終報告の分析、など)
  第2部 今後の運動のすすめ方(非公務員化、再編・統合への対応など)

  交流会 17:30〜
  於:東京大学職員組合書記局(第2食堂建物3階)
  http://www.u-tokyo.ac.jp/jpn/campus/map/map01/b03-j.html
  
 主 催:
  北海道大学教職員組合委員長    神沼公三郎
  新潟大学職員組合委員長      谷本 盛光
  茨城大学教職員組合委員長     森野  浩
  東京大学職員組合委員長      田端 博邦
  千葉大学教職員組合委員長     伊藤 谷生