☆「賢人会議」メンバーへの働きかけを!
.[he-forum 3624] 「賢人会議」メンバーへの働きかけを!
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皆様
独法化阻止全国ネット事務局長 / 佐賀大学
豊島 耕一
佐賀大学理工学部物理科学科
840-8507 佐賀市本庄町1
電話/fax: (0952) 28-8845
調査検討会議による「国立大学法人」案は,来週火曜の26日に,この会議の親委員会とさ
れる「賢人会議」で承認される段取りになっています.この問題を憂慮しておられる方は,
是非ともこのメンバーへの働きかけを急いでお願いしたいと思います.特に,阿部謹也氏や
梅原猛氏には働きかけの意味が大きいと思います.26日の会議で阻止することが無理でも,
そこで何らかの疑問や批判の発言があれば,今後の足がかりになると思います.
「賢人会議」メンバーリストが載っている,旧文部省の文書を以下に添付しますので,手紙
などを送っていただければと思います.何らかのコネをお持ちの方は,是非ともそれを生か
して頂くようお願いします.
なお, 梅原猛氏には「世界」2001年 8月号の,「教育基本法を変えてはならない」とい
うインタビュー記事があります.
独法化,特にその中の「中期目標」や「中期計画」の制度がまさにこの法律の10条の「解釈
改悪」であることを訴えれば,理解してくれるのではないかと思います.同氏の住所をここ
に記載するのは憚られますので,年鑑付録の人名録などを見て下さい.
また,阿部謹也氏には,「大学を崩壊させるのは誰か」という,独法化を批判した文章があ
ります.
さらに,小田稔氏は「激震!国立大学」に執筆しておられます.
2002年3月20日
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「賢人会議」の設定を決めた文部省文書
「今後の国立大学等の在り方に関する懇談会」について
平成11年8月6日
文部大臣裁定
1 趣旨
社会の激しい変化や学問分野の急速な進展、18才人口の激減など、現在国立大学等を
取り巻く環境は大きく変容しつつある。一方、行財政改革の観点から国立大学等の独立
行政法人化についても様々な論議がなされている。これらの状況を踏まえ、今後の国立
大学の在り方について、有識者による懇談を行う。
2懇談事項
(1)国立大学等の運営上の諸課題
(2)今後国立大学等に期待される役割
(3)大学評価の在り方」
(4)その他
※懇談会の協力者は、以下の通り。
阿部 謹也 共立女子大学長
石川 忠雄 慶応義塾大学名誉教授
井村 裕夫 科学技術会議議員
梅原 猛 国際日本文化研究センター顧問
江崎玲於奈 財団法人茨城県科学技術振興財団理事長
小田 稔 東京情報大学長
田中 郁三 学校法人根津育英会武蔵学園長
吉川 弘之 送大学学園・学長
(敬称略)