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独行法反対首都圏ネットワーク

☆3大学の再編は夏ごろ結論
 
.[he-forum 3598] 福島民報03/15
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『福島民報』2002年3月15日付

3大学の再編は夏ごろ結論


 教員養成大学・学部の再編・統合などについて検討する福島大、宮城教育大、
山形大の3大学連絡会議の初会合が14日、山形市の山形大で開かれ、今年の
夏ごろまでに再編・統合についての結論を出すことを確認した。

 福島大から臼井嘉一学長、中川弘副学長(総務担当)、森田道雄教育学部長、
阪内宏一事務局長の4人、宮城教育大から横須賀薫学長ら3人、山形大から仙
道富士郎学長ら4人が出席した。

 この日は、教員養成大学・学部の再編・統合に向け、各大学ごとにビジョン
を出し合った上で、教員養成の受け皿となる「担当校」になった場合に必要な
取り組みや、そうでない場合にはどうなるのかなどについて意見を交わした。
「担当校」を目指している福島大は教員養成課程の定員を他大学の定員を引き
受ける形で増員し、ゼロ免課程の生涯教育課程の定員を他大学に引き渡す案な
どを示した。

 各大学は今回の討議結果をそれぞれ持ち返り、次回以降の連絡会議で定員の
交換など具体的な検討に入る。また、福島大が単位互換協定を結んでいる宇都
宮大、茨城大との協力の可能性も探る。次回は4月中旬に福島大で開く。

 会議終了後、3大学の学長が記者会見した。福島大の臼井学長は200人を
超す教員養成課程の規模を強調し、あらためて担当校を目指す考えを示した。
山形大の仙道学長は「(統合・再編について)まだ学内で煮詰まっていない」
としながらも「(今後)ハイスピードでかなりのことが起こってくるだろう」
との見通しを語った。