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独行法反対首都圏ネットワーク

☆第3回 河合塾教育シンンポジウム(3/25)
.[he-forum 3584] 河合塾シンポ
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http://www.tokyo.kawai-juku.ac.jp/event/event/0000000237.html

第3回 河合塾教育シンンポジウム  
 
変貌する大学地図−教員養成系大学・学部を中心にして−


 昨年の6月、「大学の構造改革の方針」(遠山プラン)が発表されて以来、国立
大学の再編・統合にむけた動きはいっそう加速度がましている。この1月には
各大学の再編・統合の検討状況が文部科学省に提出され、医系単科大学と総合
大学の統合を中心に具体的な協議が36大学で進められていると発表された。
特に、群馬大学・埼玉大学、滋賀大学・滋賀医科大学・京都教育大学の組み合
わせは、県域を越えた統合協議であり、大胆な大学再編の道を突き進もうとし
ている。

 しかし一方で、単なる数あわせだ、理念なき再編ではないか、というような
声も多数あがっている。さらに、大学内部では「教養不足や学力低下・大学院
重点化」等々、未解決になっているさまざまな問題もかかえている。

 また、昨年11月に報告された文部科学省の懇談会「国立の教員養成系大学・
学部の在り方について(案)」は、一都道府県一教員養成学部という従来の枠組
みが大きく崩れるというものであった。しかも、文部科学省は今年度中に教員
養成系大学の全体の再編統合計画を策定し、2003年度には統合を実現する
というテンポの速さであり、大学関係者の間では大激震が走っている。

 このようにドラスティックに塗り替わろうとする全国の大学地図に対して、
受験生をかかえる高校や河合塾としてはいっときも目を離すわけにはいかない。
そこで今回は主に教員養成系大学・学部の動きを分析し、さまざまな与件から
必然的に浮き彫りにされるであろう教員養成系大学・学部の新大学地図を提示
し、国立大学の再編・統合や現在の日本の教育がかかえている問題点を提起す
る予定である。

  日程  2002年 3月 25日 14時 30分 開始
  申込  不要
  費用  無料
  出席者  天野 郁夫 (国立学校財務センター教授) 
            清木 孝悦 (文部科学省高等教育局 主任大学改革官) 
            横須賀 薫 (宮城教育大学学長) 
            丹羽 健夫 (河合塾顧問・河合文化教育研究所所長) 
  司会  牧野 剛 (河合塾 国語科講師)
  会場  河合塾および河合塾提携予備校 各校舎
          サテライト放送による全国一斉放送