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☆新学部5年目で募集停止 千葉・秀明大国際協力学部
 
.[he-forum 3431] 新学部5年目で募集停止 千葉・秀明大国際協力学部(朝日新聞)
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新学部5年目で募集停止 千葉・秀明大国際協力学部
朝日新聞ニュース速報

 千葉県八千代市の秀明大学(吉川幸次学長、学生数約1100人)が、2学部のう
、国際協力学部の募集を02年度から停止する。98年度に新設したばかり。少子化
どを背景に、定員割れが続いたことなどが理由と見られる。文部科学省によると、4
制大学が学部ごと募集を停止する例は極めて少ないという。厳しい大学経営を象徴す
現象ともいえそうだ。
 国際協力学部は1学年の定員が120人。英語教育に力を入れるなど特色を打ち出
ていた。
 募集停止に関しては、昨年5月に学生や父母への説明など学内手続きを済ませ、文
科学省に報告したという。学部の受験者数や倍率、教員数などは公表していない。
 大学事務局は「学生が集まらなくなり、定員の充足率が下がってきたことが財政面
も反映し、大学としての自助努力として募集停止に踏み切った。在学中の学生につい
は、卒業まで責任を持って面倒を見る」と説明している。
 同大学は88年度、八千代国際大学の名前で政治経済学部1学部で創立。98年度
今の大学名に変更し、国際協力学部を設置した。政治経済学部(定員230人)は0
年度から総合経営学部に改組された。教授陣には総合経営学部に評論家の西部邁氏、
際協力学部に作家のマークス寿子氏らが名を連ねている。
 文科省によると、昨春の新入生が定員に満たなかった私立大は全体の約30%にあ
る140校にのぼる。短大では246校(約55%)。
 18歳人口は92年の205万人から減り、最近は150万人程度。09年には約
21万人まで減るため、定員割れはさらに広がるとみられる。
[2002-02-14-04:18]