☆宮医大学長の問題文言
[he-forum 3424] 宮医大学長の問題文言.
---------------------------------------------------------------
宮崎大学教職員組合の執行委員の橋本修輔です。
宮大には、全学的な問題について意見交換する場として、
学生自治会、寮役員会など、学内8つの自治団体で構成する
「八者連絡会議」があります。
(宮大教職員組合、農学部教職員組合、全学助手会、
学生自治会、寮役員会、生協理事会、生協労組、
日本科学者会議宮崎支部宮大部会)
宮大と宮医大との統合問題について、昨年11月、
「八者連絡会議」の中に、「統合問題検討委員会」を発足させ、
統合問題についての討論会や、「統合問題通信」を発行し、
全教職員630名と、学生自治会や各学生サークル等
に配付しています。
さて、宮大と宮医大との統合問題では、
両大学の委員で構成されている専門部会の「中間まとめ」が
昨年10月30日に出され、、現在、これに対する意見を聴取し、
2月末には「最終まとめ」に向けて検討中です。
森満宮医大学長は、2月23日、「中間まとめ」に対する
「個人意見」を、藤原宮大学長に送付してきました。
その内容は、統合理念としては、
「生命化学に特化した宮崎総合医科大学」(宮大吸収合併案)
しかないとする独善的なものです。
しかも、この「森満私案」を、宮医大教授会の決定を踏まず、
「宮医大提案」であるとしています。
さらに、主として統合理念について検討する
「将来計画専門部会」の「中間まとめ」について、
その「専門部会」で検討すべき事項なのに、未だ検討されて
いない事項として、宮崎大学教職員組合と宮大の自治組織である
八者連絡会議の対応策を文言として明記しています。
本人は、意識していないのかもしれませんが、「不当労働行為」
にも抵触すると思われます。
「遠山プラン」で単科医科大学の統合が余儀なくされ、
焦っているとはいえ、全く、嘆かわしいことです。
これに対して、昨日、森満宮医大学長の「文言」について、
「八者連t統合問題通信No.8」に掲載し、全教職員に配付しました。
地方大学の医科大との統合問題では、このような前近代的な
問題も派生するのかと嘆かわしい気持ちです。
あらためて、政府・文科省の「大学構造改革」の反対運動を
頑張らねばとの気持ちになりました。
組合のない単科医科大との統合を考えておられる他大学の皆さん、
気をつけましょう。
私のメール:hashishu@cc.miyazaki-u.ac.jp
以上。