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独行法反対首都圏ネットワーク

☆高知大と高知医大が統合 ワーキンググループ設置
 
[he-forum 3404] 毎日新聞高知版02/07.
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『毎日新聞』高知版  2002年2月7日付

高知大と高知医大が統合 ワーキンググループ設置


 来年10月の統合を予定する高知大(山本晋平学長)と高知医大(池田久男
学長)は6日、新大学の電脳化の準備を進める「高度情報化キャンパスワーキ
ンググループ」を設置することを決めた。両大学の教授ら8人を委員に近く初
会合を開き、高知市(高知大人文、教育、理学部)と南国市(高知大農学部、
高知医大)に分かれたキャンパスをつなぐ遠隔講義や、バーチャル博物館の実
現など、先端技術の活用を検討する。 【高橋邦彦】

 両大学ともそれぞれ電子機器の導入を進めてきたが、高知大は学生の教育、
高知医大は医療が主な用途。統合後は双方の異なったシステムを総合的に運用
し、教育・研究や地域との連携、事務の効率化などを図ることが課題となって
いる。

 このため、高知大で同日開いた第5回統合協議会で、ワーキンググループ設
置を決めた。佐々木宏・高知大理学部長や北添康弘・高知医大付属医学情報セ
ンター長ら委員は両大学4人ずつ。

 検討課題として挙がっている電子機器の活用方法は、遠隔講義などによる教
育の充実のほか、電子公開講座による地域貢献、マルチメディア教材の開発な
ど広範。今年3月上旬までに大筋の方向性を定め、統合までの間に細部を詰め
る方針。

 高度情報化が実現すれば民間との共同研究推進などの効果も見込まれ、新し
い大学の発展に貢献すると期待される。