☆ 宮崎大学が統合問題で初の説明会を開催
.[he-forum 3326] 宮崎日日新聞01/26 .-
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『宮崎日日新聞』2002年1月26日付
宮崎大学が統合問題で初の説明会を開催
宮崎大学(藤原宏志学長)は二十五日、宮崎医科大学(森満保学長)との統
合問題に関する説明会を開いた。初めての開催で、宮崎大の教職員と学生約百
八十人が参加した。
藤原学長は「医科大との統合は学生の多様なニーズの受け皿として、県内の
四年制八大学が相互に連携し、充実した高等教育機関を構築するための貴重な
第一歩。今後十年間は、従来の大学の枠組みが大きく変わる再編期になる」と
述べた。
その上で、(1)地域大学連携構想(2)基礎教育の重視と特色ある教育の推進
(3)新教育研究分野の創設(4)付属施設の有機的統合(5)学生生活の支援―の五
本柱で、十年後の同大の将来構想について具体的な検討に入っている、と説明
した。
続いて、河内進策副学長が両大でつくる「宮崎地区国立大学統合問題協議会」
の中間まとめの概要を紹介。会場からは、教養教育についての両大の認識の違
い、学生からの意見の扱い方に関する意見が出された。
宮崎大の将来構想は今後、学長の諮問機関である企画委員会や評議会を経て、
五月をめどに最終答申をまとめる予定。同協議会との検討と並行しながら、
二〇〇三年度概算要求に盛り込む。