☆国立大再編検討 茨大が成績厳格化
.[he-forum 3310] 朝日新聞茨城版01/25
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『朝日新聞』茨城版 2002年1月25日付
国立大再編検討 茨大が成績厳格化
文部科学省が24日に公表した国立大学の再編検討状況の資料で、茨城大は
成績評価基準の厳格化を打ち出した。筑波大と図書館情報大は10月の統合に
向けた取り組みを中心に報告した。
茨城大は学生の成績評価を厳格にするため、新年度の全学部の入学生から、
6段階(A+、A、B、C、D、E)で成績評価をする。これまでは4段階だっ
た。さらに、A+〜Eまでの成績を、それぞれ5〜0点として点数化して指導
の参考にする。各学生の平均点が基準に達していない場合に進級や卒業にも影
響する「グレード・ポイント・アベレージ」(GPA)制も、03年度以降の
導入を検討している。
医療事故が続いた筑波大では、リスクマネジメント強化のため00年に設け
られた臨床医療管理室を新年度から部に昇格する。また、図書館情報大との統
合に伴い、新たに図書館情報学とその関連分野で学際的な研究を進めるための
「知的コミュニティ基盤研究センター」を置く。
筑波技術短期大は、聴覚視覚障害者のための4年制大「筑波技術情報大」の
設置や、他大学との再編統合による4年制化を検討していることを明らかにし
た。