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独行法反対首都圏ネットワーク

☆東大法学部 大幅改革で骨子案
 
[he-forum 3302] NHKニュース01/25(2).
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NHKニュース  2002年1月25日付(2)

 東大法学部 大幅改革で骨子案

 東京大学は、二年後の平成十六年春から法学部の入学定員をいまの三分の二
に減らし、代わりに法律家を育成する「法科大学院」を設けるなどとした法学
部とその大学院の改革の骨子案をまとめました。

 それによりますと、東京大学は大学院の法学政治学研究科を改編して、弁護
士などの法律家を養成する「法曹養成専攻」いわゆる「法科大学院」と、省庁
や自治体NGOなどで働く専門家を育てる「公共政策専攻」、法学や政治学の
研究者を育成する「基礎法政専攻」を設けるとしています。

 そして、大学院の入学定員を四百二十人に増やして、ほかの大学の出身者や
社会人をこれまで以上に受け入れる一方で、法学部の入学定員をいまの五百九
十人から三分の二の四百人に減らすとしています。

 東京大学は、今後、学内で調整を進めますが、中央省庁のキャリアを多数輩
出してきた法学部の定員を百人以上減らすのは初めてのことで、「学生の学力
ややる気の低下を招く焦点のあいまいな教育ではなく、少数によるより質の高
い教育をめざしたい」と話しています。