☆トップ30:審査方法など計画案示す 文科省
.[he-forum 3222] 毎日新聞01/17(2)
---------------------------------------------------------------
『毎日新聞』2002年1月17日付詳報
トップ30:審査方法など計画案示す 文科省
文部科学省は17日、世界トップレベルの研究をする大学院を育成する、い
わゆる「トップ30」計画について、審査方法やスケジュールをまとめた計画
案を示した。
「トップ30」との名称について同省は当初、上位30ほどの大学院専攻科
を選び財政支援するとしていたが、大学の格付けと「誤解を招きやすい」と判
断。「世界的教育研究拠点の形成のための重点的支援」との正式名称を決めた。
30としていた専攻科も「10〜30、平均で20」と幅を持たせた。
生命科学や医学、人文科学など10分野(来年度は5分野)について、各大
学の申請に基づき審査する。専門家による委員会で審査し、過去の実績や将来
構想を評価する。来年度は総額で182億円の支援を予定し、各専攻科に年額
1億〜5億円を5年間支出する。今年4月に審査委が発足、6〜7月に申請を
受け付け2カ月ほどの審査期間を経て9月ごろ決定する。