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独行法反対首都圏ネットワーク

統合も視野に 将来話し合い  府立の大学懇話会
. [he-forum 3198] 京都新聞01/13 .-

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『京都新聞』2002年1月13日付

 統合も視野に 将来話し合い
 府立の大学懇話会
 
 京都府立大と府立医大の将来像を検討する府の「府立の大学あり方懇話会」
の第一回会議が十二日、京都市上京区のホテルで開かれ、座長に井村裕夫・前
京都大総長を選ぶとともに、今後の議論の進め方などについて意見を交わした。

 懇話会は少子化や構造改革に伴う国立大の再編・統合や独立法人化などの動
きに対応するため、学識経験者や財界人ら十四人で組織した。京都の産業界と
連携した活性化策のほか、統合も視野に入れ、府立二大学の将来のあり方を話
し合う。

 会議では、井村座長が「大学は今、変革の時代。未来を見据えて両大学のあ
り方を考える必要がある」とあいさつ。事務局から大学の入学志願者の動向や
年間予算などの概要説明を受けた。

 今後、研究・教育や産学連携のあり方を検討したうえで、統合など組織・運
営の問題について議論することになった。委員からは「府民に支えられる公立
大として何を求められているのか、考えなければならない」などの意見が出さ
れた。

 会議は今後、五回行い、年内をめどに意見を集約し知事に提言する。