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独行法反対首都圏ネットワーク

☆宮崎大と宮崎医科大が統合シンポジウム 
.[he-forum 3192] 宮崎日日新聞01/09
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『宮崎日日新聞』2002年01月09日付

 宮崎大と宮崎医科大が統合シンポジウム


 宮崎大(藤原宏志学長)と宮崎医科大(森満保学長)の統合問題について、
学生レベルで議論する「統合問題を考える学生シンポジウム」は九日夜、清武
町の文化会館であった。学生や大学関係者を中心に約二百六十人が参加した。

 パネリストは両大からそれぞれ学生三人。(1)高等教育の在り方(2)地
域大学の存在意義(3)魅力ある大学作りの三テーマで意見交換した。

 魅力ある大学作りについては、宮医大の森満学長が私案で示した「生命科学
に特化した総合医科大学」構想を紹介した上で、「理念があれば、より良い人
材を確保しやすい。ただ、一つのテーマに特化することにはリスクもある」
(宮医大五年・蓮見純平さん)、「新生大学のセールスポイントとなる特徴を
打ち出すことが必要」(宮大工学部一年・島津陽子さん)などの意見が相次い
だ。

 シンポジウムは、宮医大生でつくる「統合問題を考える学生の会」(鮫島直
樹、金中直輔代表)主催。当初、宮大の学生自治会との共催で企画していたが、
「学生自治会の力量の問題」という理由で宮大側が降板した。同日の意見は文
部科学省、両大の協議会に提出する予定。