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独立行政法人の監視機関、自民党が独自に設置へ 
. [he-forum 3168]読売新聞ニュース速報1/5
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独立行政法人の監視機関、自民党が独自に設置へ


読売新聞ニュース速報

 自民党行政改革推進本部(太田誠一本部長)は4日、政府が先に閣議決定した
特殊法
人等整理合理化計画で新設が決まった独立行政法人の活動をチェックするため、
党独自
の監視機関「独立行政法人評価部会」(仮称)を設置する方針を固めた。
 今回の改革では、特殊法人が独立行政法人に移行するケースが多い。独立行政
法人制
度では、各省が設置する第三者の評価委員会が経営をチェックすることになって
いるが
、「目を離すと省庁が口を出してものごとを決めてしまう」(同本部幹部)との
懸念が
ある。このため、監視機関を設けて、省庁の影響力を排除することにした。
 党独自の監視機関は第三者の評価委員会のチェックをさらに監視し、助言する
ことを
想定している。ただ、法令に基づかない任意の監視機関だけに、どの程度の経営
チェッ
クが可能かは今後の検討課題だ。
 監視機関の形態については、〈1〉党行革推進本部内に組織を設置する〈2〉
党行革
推進本部がそのまま独立行政法人の監視を行う――などの案が出ている。
 特殊法人改革に関しては、小泉首相が原則的に廃止・民営化の方針を掲げた
が、自民
党が「廃止や民営化が困難なものは独立行政法人にすべきだ」と主張し、労働福
祉事業
団や国際協力事業団など38法人を独立行政法人に移行させることが決まった。

[2002-01-05-03:03]