トップへ戻る   東職HPへ戻る
独行法反対首都圏ネットワーク

新潟大学・学長選挙で、眉開く結果「現職破れる」 
.[reform:03921] 新潟大学の学長選挙結果-up12/5 .-

----------------------------------------------------------------

reform の皆様

新潟大学・学長選挙で、眉開く結果「現職破れる」

 これまで、国旗・国歌の問題などでその存在感を示し、更に
大学の運営において、種々のWG,補佐会議などでtopdownを
強めてきた、現職の荒川氏が、昨日・本日の両日の選挙において
破れ、長谷川前学部長が当選しました。
 ここしばらく医学部(旭町キャンパス)から学長が選出され、
運営に反撥を感ずる教職員が次第に増えてきて、声無き声として
批判票が山積したのだろうと分析しています。

−−−−−−−参考までに、私がまとめました応援の文書を付けます。

  長谷川氏は、物理学を専門として、研究一筋でこられたのですが、私も忘れてい ない
ことなのですが、どうしてもある時学部長に推されて、研究が疎かになるのではない かと
迷った末引き受けた経緯があります。氏は「仁科賞」という日本の物理学では相当の 賞を
受けており、精密な論文を書いてきた経歴からすると、基礎研究がおびやかされ始め ている
今のこの時代には、是非とも学長として手腕を発揮していただきたいと思う人間です。

  昨今の大学運営には、研究者のセンスが全く感じられません。まず大学らしい知 性を
持った人間を大学の代表に送りたいという思いが大変強くあります。

  昨日候補者の話しを聞く機会が理学部でありましたが、旭町を余りに適視するこ となく
バランスとれた発展をと、参加者の中にある対抗意識をむしろ鎮静する役にまわって
いました。
  多くの理学部教員は、理学部や五十嵐にだけ得策になるような行為を期待している
わけではありません。むしろ、現在の学長が恣意的な補佐会議やWGで、教員組織の 一元化
などを強引に進めてゆき、プロジェクト研究などでわけのわからない予算の使い方を 外部に
誇示したりという運営を何とか変えて、もっと学部教授会の多様な意見を徹底的に聞 きつつ
運営を進める方向を何よりも望んでいるのです。
  −−−−−−−−−−−−−−−− 




        ----------------------------------------
               渡辺 勇一 Yuichi G. Watanabe

        〒950-2181   新潟市五十嵐二の町 8050
                              新潟大学 理学部 生物学科
              E-Mail: watayu@sc.niigata-u.ac.jp
        ----------------------------------------