トップへ戻る   東職HPへ戻る
独行法反対首都圏ネットワーク

☆山岸駿介(教育ジャーナリスト・多摩大学客員教授)著 大学改革の現場へ
. [he-forum 3143] 文献紹介
---------------------------------------------------------------

 
山岸駿介(教育ジャーナリスト・多摩大学客員教授)著

大学改革の現場へ

玉川大学出版部
四六判並製・208頁
本体2400円
2001年12月
ISBN4-472-30261-6 C0037

 「遠山プラン」や「私学に直接助成金」という、2001年夏に発表された文部
科学省による高等教育施策の大転換。もっと騒がれてもいい話題なのに、論評
は驚くほど少ない。現場の反応の鈍さ、対処の拙さを憂い、ジャーナリストが
語る、大学関係者、新聞などメディアの対応、文部科学省の施策に対する評論。

目 次
はじめに

I章 大学改革の最前線―二〇〇一年夏の衝撃
 1 「寂しい大学改革」
 2 「遠山プラン」のショック
 3 「私大に直接助成金」の波紋
 4 大学の構造改革とマスメディア

II章 大学報道を考える
 1 「報道する」ということ
 2 メディアの大学報道
 3 「広末ショック」と大学報道

III章 大学人の志
 1 教員の世界
 2 非常勤教員の不思議
 3 事務職員の専門職化

IV章 大学入試への提言
 1 大学入試の改善
 2 AO入試の可能性と位置づけ
 3 数学を入試科目に入れよう!
 4 選抜不能の選抜をいったいどうする?

V章 政策というシナリオ
 1 会長人事はこれでいいのか?
 2 高校と大学の教育上の接続
 3 大学政策のマネーウォーズ

VI章 国立大学の独立行政法人化
 1 議論のプロセス
 2 独法化がもたらすもの
 3 独法化のゆくえ

VII章 離陸する大学改革
 1 個性を磨き、個性を伝える改革へ
 2 停滞する改革への情熱
 3 大学改革を見る目

初出一覧