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☆社会人など対象「パートタイム」学生、導入へ 
[he-forum 3093]読売新聞ニュース速報12月19日

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社会人など対象「パートタイム」学生、導入へ

読売新聞ニュース速報

 中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)大学分科会制度部会が18日、開かれ、会
社員や主婦など社会人が通常の卒業年限を超えて大学に通い、学位を取得できる「パー
トタイム学生」制度の導入に合意した。各大学の裁量により、短大や大学院を3―4年
、大学を6―7年など時間をかけ卒業することが可能になる。“フリーター”が教養や
専門性を身につける道としても注目され、学生確保に悩む大学にも歓迎されそうだ。
 現在も卒業(修業)年限は大学ごとに定めているが、通常、大学は4年、短大、大学
院(修士課程)は2年で、これを超えると留年や休学扱いとなり、在籍年数も8年が限
度だ。フルタイムで通えない社会人には、時間的、経済的に学位の取得が困難な状況に
ある。
 パートタイム学生は、入学当初から「大学を6年で」「短大を3年で」などと修業年
限を決め、週数時間といった無理のないカリキュラムで長期間かけて卒業する。授業料
は一般学生より割安になると想定されている。
 導入は各大学の判断に任せられるが、一般学生の転身は「留年逃れ」につながるため
、認めないことになりそうだ。中教審は来春に正式答申する予定。大学設置基準などで
変更の必要がなければ来年度にも導入可能になる。

[2001-12-19-03:03]