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☆福井大の受託・共同研究、2001年度は初の100件超へ 
[he-forum 3073] 日本経済新聞12/14.-
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『日本経済新聞』2001年12月14日付

福井大の受託・共同研究、2001年度は初の100件超へ

 福井大学(福井市)の産学連携が活発になっている。技術相談に積極的に応
じてきたことなどが奏功し、企業などからの受託研究と共同研究の合計件数は
2001年度に初めて100件を超えそうだ。こうした実績を文部科学省も評価、か
ねて要望していた産学連携の専任コーディネーターの派遣が今月に実現した。
来年4月には専任教授のポストも新設される見通しだ。

 同大の共同研究数は11月末時点で74件、受託研究を合わせると90件となり、
すでに昨年度の84件を上回り、最多となった。今後も複数年度にわたる共同研
究の契約などが見込まれる。産学連携の窓口となる地域共同研究センターの堀
照夫センター長は「来年3月末には108件程度に増える」と予想する。共同研究
で目を引くのは、歳入金額が300万円を超える大型案件の増加だ。日本原子力
発電や核燃料サイクル開発機構など原発事業者とのタイアップが目立つ。繊維
や機械など地元企業との共同研究も増えている。