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独行法反対首都圏ネットワーク

☆市立岐阜薬大 岐阜大との統合も 
. [he-forum 3061] 読売新聞中部版12/12-up12/13-
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『読売新聞』中部版  2001年12月12日付

 
市立岐阜薬大 岐阜大との統合も
 
 ◆市「選択肢の一つ」

 岐阜市は十一日、市立岐阜薬科大(葛谷昌之学長)について、単科大のまま
存続できるかどうか、岐阜大(黒木登志夫学長)との統合も含めて、将来のあ
り方を検討することを明らかにした。

 市議会定例会で、松尾孝和市議(無所属ク)は「少子化による学生数の減少、
国立大の法人化構想が切迫しているなか、薬科大は単科大として対応できるの
か。薬科大と岐阜大の統合で突破すべきではないか」とただした。

 山田正総合企画部長は「薬科大がこのまま法人化に対応できるか、大学関係
者らと話し合い、設置者として真剣に取り組みたい」と答えたうえ、議会後、
「薬科大のあり方について、岐阜大との統合も選択肢の一つとして検討したい」
と述べた。

 これに対し、岐阜大の黒木学長は「統合できればいいと思っており、薬学部
にはぜひ来て欲しい。しかし、(公立大を国立大に)統合するのは、国から見
れば行革の流れに反する。実現は容易ではない」と話している。

 岐阜薬科大は一九三二年、全国初の市立の薬学専門学校として創立された。
国公立大の中で唯一、大学院薬学研究科を設置している。