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☆法科大学院「実務家教員」2割以上に…基準案骨子 
.[he-forum 3041] 読売新聞ニュース速報12月11日-up12/11.-

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法科大学院「実務家教員」2割以上に…基準案骨子

読売新聞ニュース速報

 政府が2004年度の設置を目指す法科大学院(ロースクール)の設置基準案骨子と
入学者選抜方針が10日、明らかになった。11日の中央教育審議会(文部科学相の諮
問機関)の部会に提出される。
 設置基準は、各大学が法科大学院を置く際の基本となる規定。骨子案は、修了年限を
原則3年としたうえで、法学部出身者などは2年修了も想定。公法系、民事系、刑事系
の基本科目や、法文書作成、模擬裁判などの「実務基礎科目」を履修させるため、学生
定員に関係なく最低12人の専任教員を置くとした。また、これとは別に専任教員と学
生の比率を最低でも1対15と義務付けている。
 さらに、専任教員の約2割以上は、裁判官や弁護士など実務経験者を配置するとした
。このほか、〈1〉修了者には新たに創設する学位を与える〈2〉複数の大学が共同設
置する「連合大学院」を認める〈3〉第三者評価を義務付ける――などの方針も盛り込
んだ。
 一方、入学者選抜にあたっては、全員に法律とは別の筆記試験や小論文、面接などか
らなる「適性試験」を課し、2年履修希望の法学部卒業者には法律科目試験も課すとし
た。法学部以外の出身者や社会人を一定数入学させる仕組みを作り、優秀な学生には法
学部出身でなくとも2年修了を認めるとしている。

[2001-12-11-03:09]