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独行法反対首都圏ネットワーク

1次投票始まる      帯畜大学長選 
.[he-forum 3028] 十勝毎日新聞12/06-up12/6-
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『十勝毎日新聞』  2001年12月6日付

1次投票始まる
帯畜大学長選
  
有権者数145人
上位3人が2次へ

 帯広畜産大学学長選の第1次投票が6日午前10時から、同大本部棟大会議室
で開かれた。「北大との統合」か「自立存続」かに分かれた大学の生き残り策
が焦点となった選挙で、同日正午の締め切りまでに有権者の教官が票を投じた。

 帯畜大では11月22日の教授会で、佐々木康之学長が健康不安を理由に辞意を
表明。12月31日付での退任が決まった。

 文部科学省は来年1月までに、大学構造改革の方針(遠山プラン)に対する
基本姿勢を示すよう国立大学に求めており、教授会では早急に新学長を選ぶ必
要があると判断。26日の臨時教授会で学長選を公示し、6日の第1次投票、13
日の第2次投票を決めた。

 現在までに、大学の自立存続を訴える鈴木直義帯畜大名誉教授、北大農学部、
獣医学部などとの統合を期待する教官が推す冨田房男前北大副学長がそれぞれ
支持を広げ、佐々木市夫副学長、金川弘司道獣医師会会長らの名前も出ている。

 第1次投票の有権者数は145人で、結果は同日午後4時からの教授会で発
表。上位3人が第2次投票に進み、有効投票数の過半数を得た人が学長となる。
第2次投票で過半数の得票者が現れなければ、上位2人による決選投票が行わ
れる。(岩城由彦)