トップへ戻る   東職HPへ戻る
独行法反対首都圏ネットワーク

☆新大学に県の特色を 高知大運営諮問会議 
.[he-forum 3021] 高知新聞12/05-up12/6-
---------------------------------------------------------------

『高知新聞』 2001年12月5日付

新大学に県の特色を 高知大運営諮問会議

 高知大(高知市曙町二丁目、山本晋平学長)の学外の有識者でつくる「高知
大学運営諮問会議」の第四回会議が四日、高知市の高知新阪急ホテルで開かれ、
高知医大との統合を視野に新大学の在り方を協議。「高知らしい特色ある大学
づくりをするべきだ」などの意見が出された。

 この日の会議が現委員による最後の会となるが、前回会議(六月)以降、全
国で大学の再編・統合論議が進むなど情勢が変化。このため、新大学を念頭に
将来像を論議し、来年一月末以降に答申を出すことになった。

 橋本大二郎知事や谷本信・県政策総合研究所研究部長ら八人が出席。委員は
激変する大学の置かれた環境を踏まえ、「変化に耐えられる大学像を持ってお
く必要がある」「高齢化や海洋など、高知らしい特性に的を絞った考え方が必
要」「県や財界も巻き込んで、社会の理解を得られる大学を考えていくべきだ」
などの意見が出された。

 将来的な県内や四国内での大学連携の話題も出たが、「受け身の改革では駄
目」。学生が集まる大学になるためにも、「特色づくりが必要」との声が聞か
れた。

 高知大側は高知医大との統合協議や、全国的に縮小論議が進む教育学部問題
について現状と方針を報告。教育学部問題については、「統合を契機に学部・
学科の見直しを進め、新大学の再編プランを考える」との考えを示した。