☆釧教大存続へ署名運動 ３管内の35市町村と関係団体 月末にも国や道に提出
. [he-forum 3013] 北海道新聞11/26up12/5 .-
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『北海道新聞』2001年11月26日付
釧教大存続へ署名運動 ３管内の35市町村と関係団体 月末にも国や道に提出
【釧路】道教大の再編問題で大幅な縮小案が浮上している釧路校の存続を訴
えるため、釧路市などは二十四日、釧路、根室、十勝の道東三管内の三十五市
町村と関係団体の署名を集め、二十九、三十の両日、文部科学省や道教大、道、
道議会に要請活動をすることを決めた。
すでに十九日に釧路地方総合開発促進期成会による要請活動が行われている
が、同校の存廃は釧路地域のみならず、道東地域全体の問題となることから、
波状的な要請活動の展開することにした。
釧教大の存続問題をめぐっては、釧路地方総合開発促進期成会、根室地方総
合開発期成会、十勝圏活性化推進期成会が中心となり十一月上旬から、存続を
求める署名集めを開始。今月末までに、三管内の全自治体、商工会議所や商工
会、教育関係団体や町内会など約四百団体から署名が寄せられる見込みだ。
道教大の再編案は、文部科学省が今年六月、国立大の大幅削減を柱とする
「大学の構造改革の方針」（遠山プラン）を公表したことを受け、村山紀昭学
長が試案として学内に提案した。
学長試案は、道内五校に設置している教員養成課程を札幌校に集約するもの
で、釧路などの他の四校の機能を大幅に低下させる内容。釧路校などの反発は
強いが、道教大は年度内の最終案策定を目指して学内で議論を進めている。