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☆富山医薬大が富山大自然科学系と再編協議へ 
.[he-forum 2922] 読売新聞11/20-up11/21-
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『読売新聞』2001年11月20日付

 富山医薬大が富山大自然科学系と再編協議へ

 県内国立三大学の再編統合問題で、富山医科薬科大は十九日、臨時評議会を
開き、富山大の自然科学系と実質協議を開始することを了承した。当面は大学
院の在り方などを協議する。三大学の中では医薬大だけが再編統合への検討開
始を機関決定していないが、この日の評議会でも慎重論が出て、結論は見送ら
れた。

 富山医薬と富山の両大学はすでに、学内の各部会で、再編後の将来構想を検
討している。両大の協議には、大学院の再編を検討する部会メンバーらがそれ
ぞれ出席し、実質的な話し合いを進める。

 また、検討開始の機関決定が出来ない理由について医薬大の高久晃学長は、
<1>法人化の制度設計が見えない<2>新大学のあるべき姿が見えない<3
>法人化と再編の時期が重なる<4>富山大教育学部の再編の姿と時期が見え
ない――の四点を挙げたうえ、「教員の任期制導入など運営の効率化を進るこ
とが重要。そのことが相手方の大学にどれだけ分かってもらえるか」と話し、
富山大側からまず再編案が提示されることが必要との考えを示した。

 富山大と高岡短大との間では、すでに人文社会科学系の学部編成について、
協議が始まっている。