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独行法反対首都圏ネットワーク

役割の大きさ強調 整備拡充で期成会 帯畜大に要望書 
. [he-forum 2915] 十勝毎日新聞11/13-up11/20.-

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『十勝毎日新聞』2001年11月13日付

 役割の大きさ強調
 整備拡充で期成会 帯畜大に要望書

 十勝圏活性化推進期成会、帯広畜産大学整備拡充促進期成会の2つの会長を
務める砂川敏文帯広市長が12日午後1時、帯畜大を訪れ、大学の整備・拡充に
向けた要望書を提出した。道内でも加速する国立大学の再編統合の動きを警戒
した取り組みで、獣医・畜産学の専門単科大学として帯畜大が国内外で果たす
役割の大きさを改めて訴えた。

 文部科学省では今年6月、全国99の国立大学の大幅な削減方針を打ち出した。
要望書では、帯畜大の存在意義について「牛海綿状脳症対策において、わが国
唯一の専門学術研究機関として先導的役割を発揮している」などとした。

 また、全国共同利用施設の原虫病研究センターで行われる国際水準の研究や、
専門知識を持つ人材育成、産業界への貢献などで「今後とも国内外で果たす役
割は大きい」と強調。大規模畑作・酪農地帯がある十勝、帯広で国内外の要請
にこたえる必要性を挙げている。

 佐々木康之学長と面会した砂川市長が「十勝、道東フィールドできちんと存
在価値を生み出してほしい。地域としてもできるだけの支援をしたい」と要望
書を提出。佐々木学長は「十分内容を吟味したい」と答えた。

 両期成会では14日、文部科学省、地元選出国会議員にそれぞれ要望書を提出
する。