トップへ戻る   東職HPへ戻る
独行法反対首都圏ネットワーク

☆都立総合大、2005年度開設 改革大綱を発表 4大学統合法人化想定 
. . [he-forum 2906] 東京新聞11/17-11/18-

----------------------------------------------------------------

『東京新聞』2001年11月17日付
 
都立総合大、2005年度開設 改革大綱を発表 4大学統合法人化想定

■石原知事 1、2年は全寮制の意向

 石原慎太郎東京都知事は十六日の記者会見で、都立の四大学を一つに統合、
二〇〇五年度に総合大学として開設を目指す「大学改革大綱」を発表した。新
大学は、人事や財務などの大学運営を自律的に行えるよう、国が検討中の国立
大学法人化と同様の法人化を想定している。

 統合するのは都立大(八王子市)、都立科学技術大(日野市)、都立保健科
学大(荒川区)、都立短大(昭島市)。

 大綱によると、法人化に伴い、これまで行政が管理していた人事や組織など
は大学自らが決定するように移行。民間の経営感覚を導入するため、教育研究
に責任を持つ学長とは別に、経営に責任を持つ法人長を置いて役割を明確に分
離。法人長は都知事が選任する。教職員は非公務員とし、ベンチャー企業立ち
上げや企業役員との兼任などしやすくする。

 従来の人文、法、経済、理、工、保健科学、都市科学の各学部・大学院に加
え、大学院にバイオや情報などの先端科学技術研究科を新設。会見で知事は
「豊かな人間関係を育てるのに良いのでは」として、一、二年生を全寮制にし
たい意向だ。