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☆国立大の産学協同29%増 材料開発、バイオが中心 
. [he-forum 2896] 下野新聞11/15-up11/16.-

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『下野新聞』2001年11月15日付

■国立大の産学協同29%増 材料開発、バイオが中心

 国立の大学、短期大学、大学共同利用機関、高等専門学校が二○○○年度に
企業などと実施した共同研究は過去最高の四千二十九件で、前年比28・8%増
の大幅な伸びを示したことが十五日、文部科学省のまとめで分かった。

 分野別の件数をみると、「材料開発」が八百七十五件と最多で、前年度比59・
5%増となった「バイオテクノロジー」が七百件、「機器開発」が六百二十七
件などだった。

 件数の増加要因について同省は、各大学に相談窓口となる共同研究センター
の設置が進んだことなどを挙げている。

 国立大学での企業などとの共同研究は一九八三年度に制度化された。企業は
大学に研究費を提供し、派遣された研究員が教授らと研究活動を行う。二○○
○年度は二千百六十五人が派遣され、研究費の総額は約九十四億円だった。