トップへ戻る   東職HPへ戻る
独行法反対首都圏ネットワーク

☆「学生減は死活問題」 釧路・城山商店街 釧教大存続訴え決議文提出へ 
. [he-forum 2864] 北海道新聞11/12-up11/13.-

----------------------------------------------------------------

『北海道新聞』2001年11月12日付

「学生減は死活問題」 釧路・城山商店街 釧教大存続訴え決議文提出へ

 道教大再編に伴い釧路校を縮小するという同大学長試案が示された問題で、
同校おひざ元の釧路城山商店街振興組合(渡辺武郎理事長)は九日、同校存続
を訴える「決議文」を十二日に同大に提出することを決めた。同校の学生が多
数住む同商店街にとって学生減は死活問題であり、関係者らは危機感を強めて
いる。

 同商店街は釧路校の坂下に位置し、書店や飲食店など約八十店舗がある。学
生向けの下宿やアパートも多く、同校の学生街的存在だ。同組合の小林友幸専
務は「写真店やコンビニなど客の九割が学生という店もある。ここから学生が
消えればやっていけない」と憂慮する。

 現在、城山地区では市のミニ再開発事業として地上十階建て、計四十五戸の
学生・店舗向け複合マンションの建設が来春完成を目指し進められている。同
組合は一階に店舗を入居させ、地域活性化を期待していた矢先だけに、「いま
さらこんなことを言われても…。水を差された」(ある組合員)という状態だ。

 同組合は六月から、釧路校の学生や教員とともに、まちづくりに向けた活性
化委員会をつくり、世代間交流などにも取り組んでいる。小林専務は「『署名
運動をしてでも縮小には反対だ』という商店主もいる。存続運動を続けたい」
としている。決議文は「地域発展の壁となる再編案には断固反対する」などの
内容。十二日に釧路校の田丸典彦分校主事に手渡す。