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☆「世界最高水準に」、尾身沖縄相が明言/大学院大学 
.[he-forum 2855] 琉球新報11/11-up11/11.-

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『琉球新報』2001年11月11日付

「世界最高水準に」、尾身沖縄相が明言/大学院大学

 小泉内閣の閣僚らが市民と直接対話する内閣府主催のタウンミーティングが
10日午後、那覇市内のホテルで開かれ、尾身幸次沖縄担当相ら政府関係者四
人が県民代表登壇者やフロア参加者と意見交換した。尾身担当相は、沖縄に設
置準備を進めている大学院大学の概要を紹介し「今の大学のイメージにとらわ
れない世界最高水準の機関。特別立法もするつもりだ」と明言した。

 政府側から、尾身担当相のほか、村田吉隆金融副大臣、尾辻秀久財務副大臣、
牛尾治朗経済財政諮問会議議員(ウシオ電機代表取締役会長)が出席。県民代
表は縣静秋(あがた・きよあき、環境デザイナー)、新崎康浩(FMコミュニ
ティ放送会社経営)、稲垣純一(専修学校校長)、大田至(コンサルティング
会社経営)の四氏が登壇した。

 国が電子政府の実現を目指す中、稲垣氏は「沖縄を国内のモデル県とし、国
のIT戦略本部の出先機関を設置する。国に助けられる沖縄から助ける側に変
わらないといけない」と提言。尾身担当相は「電子政府構想の中で沖縄が中心
となり、日本を引っ張ることに大賛成だ」と支援を約束した。

 縣氏は、北部の自然を活用した地域振興策として、歩道や自転車道を整備し、
山原の自然に触れながら集落の暮らしなどを体験できる「カントリートレイル」
を提案。村田金融副大臣は「同事業は国土交通省が実施している。山原の森を
一人でも多くの人に観察してもらい、宝として守る活動を続けて」と要望した。