トップへ戻る   東職HPへ戻る
独行法反対首都圏ネットワーク

☆岩手大教育学部改革で協議 存続前提に統合模索 
. [he-forum 2841] 河北新報11/07-up11/8.-

----------------------------------------------------------------

『河北新報』2001年11月7日付

岩手大教育学部改革で協議 存続前提に統合模索

 岩手大改革検討特別委員会(委員長・海妻矩彦学長)は6日、教育学部改革
について協議し、岩手大教育学部の存続を図りながら、他大学の教員養成系学
部との統合に向けて準備を本格化させることを確認した。

 国立の教員養成系大学・学部の再編を検討している文部科学省の「教員養成
課程の在り方懇談会」が、近隣都道府県の複数の大学・学部を統合する方針を
固めていることに対応した。

 会議には海妻学長、各学部長ら計11人の委員が出席、少子化で教員採用数
が減少する中、学部統合はやむなしという認識で一致した。その上で、教員養
成課程の「空白県」とならないよう、岩手大の教育学部を存続させるための方
策について議論を交わした。

 岩手大によると、2003年度予算編成に向け、来年初めにも各国立大学に
対する文部科学省のヒアリングが始まる。海妻学長は「(存続のために)何が
必要か、どこを具体的に改革すればいいのか、年内には学内での議論を終えた
い」と話している。

 改革検討特別委はまた、2005年までの教職員削減計画に基づき、来年度
に教職員3人を削減することを了承した。