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『毎日新聞』長崎版2001年10月25日付

存在意義や役割検討 県立大学あり方懇話会が初会合/長崎

 知事の私的諮問機関「県立大学あり方検討懇話会」の初会議が24日、長崎 市であった。国立大の法人化など構造改革が論議されている中、県立大と県立 長崎シーボルト大の統廃合や法人化など運営問題も含めて検討するのが狙い。 改革の提言は来年3月に中間とりまとめをし、9月に最終的にまとめる。
 懇話会の設置は、昨年12月の県議会の提言を受けて今年2月に策定された 県行政システム改革大綱に盛り込まれていた。前東京外大学長で中央教育審議 会委員の中嶋嶺雄・アジア太平洋大学交流機構国際事務総長を座長に、県内外 の教育関係者ら13人で構成する。
 金子原二郎知事は「両県立大の存在意義や役割を幅広い観点から抜本的に検 討し、県民の期待に応える大学像を明らかにするのが設置者の県の課題だ」と あいさつ。特別委員の両大学長が現状などを説明した。
 委員からは「地元に貢献し、国際交流が活発な大学であってほしい」「教授 会は大学の自治を主張し、民間的発想に欠ける」「国公立大の教官は教育公務 員特例法であまりにも過保護に身分保証されてきた」などの意見が出された。
 8委員による専門委員会も開いて、あるべき姿をまとめる。【久保田修寿】

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☆存在意義や役割検討 県立大学あり方懇話会が初会合/長崎
  2001.10.26  [he-forum 2753] 毎日新聞長崎版10/25
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