産学連携の組織 東大が年度内にも設立へ 朝日新聞ニュース速報
東京大学は産学連携を「全学的な課題として進めるべきだ」として、研究の産業的価値を判断し、企業との橋渡しにあたる専門組織を新設する方針を固めた。国公立大学と
産業界を結びつける動きに一段と弾みをつけそうだ。 東大の産学連携推進ワーキンググループの中間報告によると、新設されるのは「産学
連携推進室」(仮称)。理系だけでなく文系も対象とする全学組織で、早ければ今年度
内にも設立準備にとりかかる。
おもな活動内容は、弁護士や企業OBの技術移転コーディネーターなどを置き、教員や企業からの相談に応じる。知的所有権や秘密情報を管理し、教員の研究内容や特許関
連のデータベースを整える。
さらに、産業界向けにPR誌を作製し、説明会を開く。産学連携のガイドブックもつ
くり、全教員に配布するという。 [2001-10-19-06:11]
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