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☆来月にも新大学の骨格 高知大 高知医大 統合協議 
200110.2  [he-forum 2644] 高知新聞10/02.

『高知新聞』2001年10月02日付

来月にも新大学の骨格 高知大 高知医大 統合協議

 統合方針を固めた高知大(高知市曙町二丁目、山本晋平学長)、高知医大(南国市岡豊町、池田久男学長)の第一回統合協議会が一日、高知大で開かれ、両大学の統合に向けた正式協議が始まった。順調に進めば、十一月にも新大学の骨格を固め、十五年十月の統合、十六年四月の学生受け入れを目指す。
 協議会は両大学の学長、副学長、事務局長ら双方が十人ずつ、計二十人で構成。九月六日に両学長間で締結した合意書に基づき、対等な立場で協議する。
 協議会の冒頭、池田学長が「議論を重ねることは大事だが、(統合の)タイミングは早いほどいい」、山本学長が「互いの大学のいいものを持ち寄り、新しい大学で生かしていきたい」と決意を述べた。
 協議は非公開で行われ、終了後に両学長が記者会見。それによると、今回は新大学の理念、目的について論議。十六日の次回会合でその骨子を決めることを確認した。
 メンバーからは「両大学は近くにありながら、ほとんど相手の中身を知らない」「双方の学部や学科にはそれぞれの理念がある。その共通項を取り出せば、大学としての理念を見いだせるのではないか」などの意見が出されたという。
 両大学は十一月下旬までに新大学の骨格をまとめ、十五年十月の統合を実現するため、十四年夏には概算要求を行い、大学設置・学校法人審議会に新大学の認可を求める方針。


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