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☆香川大、香川医科大統合に向け調印式 
2001. 9.20 [he-forum 2563] 四国新聞09/20

『四国新聞』2001年9月20日付

香川大、香川医科大統合に向け調印式

 学内で大学統合へ向けた協議を進めている香川大(高松市幸町、近藤浩二学長)と香川医科大(三木町池戸、田辺正忠学長)は二十一日、高松市内で統合協議に関する合意書の調印式を開く。両大学は同日付で統合に向けた合同の協議機関を設置。統合目標時期を定めて、本格的な検討に入る。
 教育研究の幅を広げ、組織基盤を強化することなどが狙い。昨春から、学長や学部長らでつくる両大学の運営会議を中心に、検討を進めていた。
 式には、近藤、田辺両学長らが出席。将来の発展に向け、対等な立場で統合を推進していくことなどを盛り込んだ合意書に調印する。
 統合協議会は、両大学の学長、学部長、部局長らで構成。調印式に続いて初会合を開き、今後の具体的な検討作業について協議する。
 香川大は教育、法、経済、工、農の五学部で学生数は約五千四百人。香川医科大は医学部のみで約八百五十人が学んでいる。両大学は共同使用できる実験室の設置や二〇〇〇年度から単位互換制度を導入するなど、連携強化を進めてきた。
 国立大の統合は、▽文部科学省が再編・統合の推進や独立行政法人化を柱とする構造改革方針を公表した▽国際化や少子化の進展―などを背景に、全国で協議が活発化。来年十月に山梨大と山梨医科大、筑波大と図書館情報大が統合を予定しているほか、高知大と高知医科大も〇四年四月の統合を目標に検討を始めている。


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