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☆教員の身分は結論出ず 国立大法人化で中間報告案 
2001.9.6  [he-forum 2499] 共同通信ニュース速報09/06(2)

共同通信ニュース速報  2001年9月6日 (2)

  教員の身分は結論出ず 国立大法人化で中間報告案

 国立大の法人化について検討している文部科学省の専門家会議は六日、学科設置の自由化などを柱とする中間報告案をまとめた。法人化後の教員の身分については結論が出ず、公務員型と非公務員型の両論を併記。経営面と教育研究面に関する審議機関を別にするかどうかについても、意見がまとまらず、決定を先送りした。   

 一般からの意見を募った上で、来年三月末までに最終報告をまとめる。  

 法人が運営する新たな形の国立大は、早ければ二○○四年春にも誕生する。
 中間報告案は、教員の身分については「さらに議論し、公務員制度改革の動きについても判断する必要がある」として、公務員とする案と非公務員とする案の両論を併記。各大学が選択するという意見もあったことを記載した。 
 法人の役員ポストや審議機関のメンバーに学外者を起用し、学長に最終的な決定権を持たせることを決定した。    
 しかし、教育研究と経営に関する審議機関を同一にした場合、教員にも経営責任が及ぶことになることから、審議機関を分離するべきだとの意見があり、この点については検討を継続することになった。             


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