加藤周一著「私にとっての二〇世紀」(岩波).
2001.9.2 [he-forum 2475] 知識人のあり方の根本問題?
佐賀大学の豊島です.
先日の独法化反対集会の後の二次会のことですが,たまたま集まった人のほとんどが理系だったため,「なぜ反対運動に立つのが理系ばかり多いのか」という話しになりました.もちろんたくさんの文系の方々が運動に参加しておられますが,ややそのような傾向を感じないこともありません.もしそうだと仮定すればその説明が必要ですが,実はその「理論」を加藤
周一氏の本の一節に見つけました.大変面白いので著者と出版社の許可を得てウェブに転載していますのでご覧下さい.
面白いだけでなく,また単に「理系-文系」の問題に止まらず,この加藤氏の文章は知識人の在り方についての根本問題に触れていると思います.
加藤周一著「私にとっての二〇世紀」(岩波)の72ページあたり
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追伸
国立大学独法化阻止全国ネットワークでは,来る10月5日午後,衆議院第一議員会館で独法化問題の討論集会を計画しています.詳しい情報は追ってお知らせします.
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